アンカーポイントブランドストーリー
口湖郷の埔南村は『ウナギの故郷』とも呼ばれ、全国一のウナギ養殖地であることは、あまり知られていません。
1969年に最初の養殖池ができ、1986年のウナギ産業のピーク時には全村民の96%がウナギの養殖に従事しており、台湾経済の発展に貢献しただけでなく、『ウナギ王国』と称えられました。
第一鰻波というのは最初のウナギ養殖池のことであり、この業界の栄枯盛衰を見てきており、地元の人たちの不撓不屈の精神のシンボルでもあります。
高卒とともにバスガイドとして働いてから、台北工業専門学校で機械設計を学んだ厳竹英さんは、第一鰻波の陳錦謀さんと知り合ってから、華やかな都会から口湖郷に引っ越しました。ぬるぬるしたウナギを見ても、恐くてつかめず、一度は出ていこうと思いましたが、最後は開き直りました。
ご主人と養殖の研究に取り組み、ウナギ料理をプロモートするとともに、2007年の生産販売履歴制度の発足にともなってSGS試験に合格し、さらに善玉菌による水質改善で水資源のムダを省き、土地の改善にも貢献しており、ここでの育成率は90%を超えています。
第一鰻波のウナギは主に日本に輸出されています。日本では台湾産のウナギはなかなかの好評であり、ウナギはビタミンA、E、EPA、DHAを含み、カルシウム、亜鉛、コラーゲンも豊かで、「食べる化粧品」とも呼ばれ、日本人の長寿の秘訣の一つでもあります。
自分の養殖場からよく肥えたウナギを精選し、『第一鰻波胭脂ウナギ』を考案するとともに、養殖産業を紹介して、ウナギの秘密を知ってもらっており、ウナギストーリー、ウナギの養殖プロセス、ウナギの種類、ウナギの恋愛史、ウナギ三遷の故事、おいしいウナギ料理といった情報を提供して、台湾人が元気になることを希望しています。
受賞歴
2012年『雲林県優良生産販売チーム』
『雲林県農会農事発表』1位
2013年『2013雲林県模範農民』
2013年『全国十大模範漁民』
2013年『全国十大優良生産販売チーム』
2014年 農業委員会主催「全国生産販売履歴の達人賞」
2016年 「農村好物」に入選
(出所:公式サイト)
加工品:胭脂ウナギ
商品:ウナギかば焼きレトルトパック