雲嘉南浜海国家風景区

1952年に建造された、伝統的な瓦屋根の平屋。昔は台塩公司の福利施設で、日用品売り場、娯楽場でしたが、北門塩場が操業を停止したため、福利施設も閉鎖されました。

2003年、フランス留学から戻った林雅茵建築士が、就業プロジェクトに参加した中高年の失業者を率いて、ここで廃棄スペースの再利用を進め、この雑貨店に新たな意義を与え、放置されていた空間を地元の特色ある建物に改造しました。外壁には廃棄された瓦、貝殻、カキ殻を埋め込み、正面の看板には商売繁盛のシンボルマークが描かれています。

2005年、ここでドラマ「カエルになった王子様」のロケが行われました。銭来也はヒロインの家という設定で、ドラマ放映後は多くの人が訪れています。店内ではバラエティ豊かな玩具や昔なつかしいおやつ類が売られ、子供時代を思い出させます。