雲嘉南浜海国家風景区

布袋は湿地の宝庫であるだけでなく、生態がよく保存されており、渡り鳥の生息地やバードウォッチング場所がたくさんあります。そのうち南布袋湿地の新岑公園はベストプレイス。200メートルあまり離れた場所からクロツラヘラサギをはじめとする鳥たちを見ることができ、防風林近くのバードウォッチング壁、イベント広場、歩道、駐車場といった施設を整えて、内外の学者や愛鳥家に快適なバードウォッチング場所を提供しています。

南布袋塩田湿地の面積は約722.21ヘクタール。2020年の調査によると、クロツラヘラサギ、カワウ、カモ科（ハシビロガモ、マガモ、スズガモ）、コガモ、ヒドリガモ、セイタカシギ、ユリカモメ、ウミネコ、アフリカクロトキ、シロチドリ、アオアシシギなどのシギ科、シラサギ、ゴイサギなどのサギ科の鳥が見られ、わけてもクロツラヘラサギは一日に639匹も発見されました。植物ではタイワンカジノキ、センダンエノコログサ、カヤ、タツノツメガヤなど。魚介類も多く、水生植物ではヒトエグサ、ヒビミドロ、カワツルモ、アオサといった藻類が見られ、生態系が非常に豊かです。